第10回・輝ける、偽・ジェルソミーナ通信大賞 |
今年もいいお話しをたくさん観ました |
観たまんまで、まとめられないままに時間だけは経過していく(あたりまえだけど)...。
それでは例によって、何の権威もへちまもありませんが、恒例の「偽ジェ大賞」。
まず、欧州賞。
次は米国賞。
中華圏の映画からチャイニーズ賞。
続いて韓国賞。
で、日本賞。 その他、アジアの作品では「迷子の警察音楽隊」は題材も良かったし、画面を流れる空気が良かったな〜。映画ならではのお話しでした。「881 唄えパパイヤ!」も意味不明ながら、エネルギーが溢れていて、最後にちょっぴりしんみり。普段はあまり上映されることが無い中華圏以外のアジア映画ですが、ほんとうはどんどん上映して欲しいです!(まぁ、観逃してもいるんだけど)
今度は個人賞。まず、男優賞。 女優賞、イムスンジョンにしようかと思ったけど、「遠い道のり」「言えない秘密」で大活躍。しかもボクに会いに(?)来日してくれた台湾のグイルンメイちゃんにします。思えば「藍色夏恋/藍色大門」で爽やかな女学生を演じていた彼女に出会い目が点に...。まだ制服も似合うけど、すっかりきれいな大人になったね。しかし、実物はほんとにかわいかったなぁ...(うっとり)。彼女も今後に大いに期待です!
では、恒例の行ってみたい都市大賞。
大賞次点。
では、例によって全く権威はありませんが、
繰り返しになりますが、08年は映画を観るペースはそう悪くはなかったのですが、いかんせん“偽ジェ”を書くペースが遅すぎました。はっきり云って、観たけどその内容はすっかり忘れている作品も少なくありませんでした(すいません!)。だから、観終わってすぐはそこそこインパクトがあったものの、いざ書くときになって思い出せなくて紹介出来ませんでした。
こうして“偽ジェ”を書き始めて11年目に入りました。最初はネットで公開するのではなく、メイルマガジンやったなぁ...、しみじみ。 今後も末永く可愛がっていただくとともに、間違いや勘違いなどのご指摘やご意見を頂戴できますようお願いいたします! おしまい。 |
大賞 | 男優賞 | 女優賞 | 行ってみたい都市大賞 | |
第1回(99年) | 八月のクリスマス | アリ少年 「運動靴と赤い金魚」 |
クリスティーナ・リッチ 「バッファロー66」 |
テヘラン 「運動靴と赤い金魚」 |
第2回(00年) | 初恋のきた道 | ホック 「フォーエバー・フィーバー」 |
スー・チー 「玻璃(ガラス)の城」 |
粟国島 「ナビィの恋」 |
第3回(01年) | 不思議惑星ギン・ザ・ザ | 朱旭 「こころの湯」 |
レニー・ゼルウィガー 「ベティ・サイズモア」 |
フィレンツェ 「冷静と情熱の間」 |
第4回(02年) | 悪い男/Bad Guy | ゲンとジュン 「able/エイブル」 |
宮沢りえ 「たそがれ清兵衛」 |
キューバのバス停 「バスを待ちながら」 |
第5回(03年) | 一票のラブレター | ティモシー・スポール 「人生は、くもりときどき晴れ」 |
チョンジヒョン 「猟奇的な彼女」 |
キシュ島 「一票のラブレター」 |
第6回(04年) | 父と暮らせば | 柳楽優弥 「誰も知らない」 |
寺島しのぶ 「ヴァイヴレータ」 |
LAのゲイバー 「コニー&カーラ」 |
第7回(05年) | ミリオンダラー・ベイビー | シュクラン・ギュンギョル 「少女ヘジャル」 |
田中裕子 「火火/ひび」 |
ウォンカのチョコレート工場 「チャーリーとチョコレート工場」 |
第8回(06年) | 13歳の夏に僕は生まれた | ファンジョンミン 「君は僕の運命 ユア・マイ・サンシャイン」 |
アンニ・クリスティーナ・ユーソ 「ククーシュカ ラップランドの妖精」 |
ヘルシンキ 「かもめ食堂」 |
第9回(07年) | 夕凪の街 桜の国 | ウルリッヒ・ミューエ 「善き人のためのソナタ」 |
キムアジュン 「美女はつらいよ カンナさん 大成功です!」 |
パタゴニア 「ボンボン」 |
第10回(08年) | さよなら。いつかわかること | ファンジョンミン 「ハピネス」 |
グイルンメイ 「遠い道のり」 「言えない秘密」 |
アラスカの荒野 「イントゥ・ザ・ワイルド」 |