「Fightin' Sanfrecce〜 サンフレ日記/05年5月」

5月14日

先週は眠い目をこすりながらNHK-BSで生中継されたビデオで、Fマリノス戦を観戦。
あれだけボールを支配しながら、負けてしまった。サッカーは勝負事で、点を取った数で勝敗は決まる。従って、いくらボールを支配しようが、ゲームを支配しようが、ゴールがなければ勝てない。
前半の30分過ぎにあったガウボンのヘッド。あれくらいは決めて欲しかった...。

さて、今日は熊谷でアルディージャ戦。
今日のゲームでJリーグは7月までお休みに入る。サンフレは現在なんとか3位をキープしている。勝点差は僅差でひしめき合って、得失点差でなんとか3位。今日の結果如何では、中位まで順位を落としてお休みに入ることになる。
だからこそ、今日の一戦は凄く大切(まぁ、ボクが改めて言うこともないけれど)。

アルディージャはかつての僚友、藤本主税がいる。彼もいろいろクラブを渡り歩いている。今年は序盤から中心選手として活躍しているようですね。
かつては彼の阿波踊りを楽しみにしていたけれど、今日はね、ご遠慮していただきましょう。

今日は、中継も何もない(淋しい)。
夜のBSの「熱闘Jリーグ」まで待つことにしましょう。

5月02日

このゴールデンウィークの前半は「良い天気」という予報だったのに、突如、予報が変わり「雨」。
早朝に西宮を出発するとき、すでに重い雲が空を覆っていた。地道を飛ばして西へ向かう。岡山県境のあたりからとうとうポツポツとフロントグラスを叩きはじめ、岡山市内に入るとガンガン降ってきた。
広島市内で散髪を済ませ、その間に雨が通り過ぎるかと期待したけれど、残念。豪雨だよ。
もう、ビッグアーチに行くのをやめようか。そんな気持ちにさせられる。

立ち上がりはちっとも良くなかった。相変わらずボールは落ち着かない。一進一退。
ところが、15分も過ぎた頃、サイドに展開できるようになってきた。カタチが出来てきた。ただ、ゴールの匂いはしない。
CKからガウボンが競ってコースを変える。そのままゴールに飛び込んだ。そうそう、サッカーって入るときにはこんなにカンタンに入るんだなぁ。
前半のうちにもう一点と思っていたら、駒野のスピードがあるグラウンダーのクロスを佐藤寿人がDFと競りながらヒールで流し込む。
良かったね。期待が大きかっただけに、彼もかなりプレッシャーがあったに違いない。ガウボンも大木も前田も茂木も好調だけに、この日もあかんかったら相当落ち込んでいたはずだ。このゴールで吹っ切れて活躍してくれるでしょう。

途中、霧雨程度になることはあっても、基本的には大粒の雨が降っている。時折激しく降るし、後半からは霧というか雲というかがビッグアーチを覆う。向こう正面のスタンドが霞んでしまうほど(幻想的などと喜んではいられない)。

後半の立ち上がりから押し込められる。前節のセレッソ戦のイヤな感覚が蘇ってくる。ここは2点では安心できない。中盤にはね返したセカンドボールが繋がらずリズムが悪い。
そんな中、唯一ともいえるチャンス。ベッドが丁寧に返したボールを寿人が左足で流し込んだ。これで彼も本当にクラブの一員だ。しかも、このゴールはサンフレのサポーター席のまん前のゴールだっただけに値打ちがある。
この3点目でアルビの気持ちは切れた。
大木がしつこく粘ってゴール。そして茂木がドリブルで持ち込んでミドルシュートを蹴りこんだ(これはファインゴール!)。このボール空中に浮いている間に変化したように見えた。

一昨年の8月の後半、ビッグスワンでの大一番で手も足も出ず大敗(1-3)で敗れて、もうここまでかと思ってからほぼ2年。サンフレも少しは成長してくれたんだなぁ。
ただ、アルビとサンフレが今日の数字ほど差があったとは思わない。サッカーはメンタルな部分が大きい。それに会場がビッグアーチ。サンフレはほぼベストメンバーに対してアルビはどうだったのだろう? 

それにしても、今日勝ったのは大きい。順位は3位と言っても、団子状態で、下手をすれば9位まで下がる可能性があった。引分けでも順位を落とす可能性もあった。今までは、そんなゲームで勝てなかった。でも、今シーズンは違うかもしれない。大事なゲームをしっかりと「勝つ」こと、これが大事です。

次節はアゥエーでジェフ。ベットが出場停止。これは痛い。でも、コウジが今日も途中から出ているから、彼を使う手がある。
そう言えばイハンジェはどうしているのかな? サブにも名前が出てこない。そうそう、今日のサブには吉田が入っていた。ゲームには出ていないが、吉田も好きな選手(凄く地味だけど)なので頑張って欲しい。

さぁ、10,000ゴールは...。
茂木選手頼むよ!

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