「Fightin' Sanfrecce〜 サンフレ日記/05年2月」

2月20日

我らがサンフレッチェ広島。昨年の04シーズンはさっぱり。
リーグ戦は年間を通じて下位に低迷し、何とか入れ替え戦出場は免れたものの、優勝争いには全く絡めなかった。ナビスコカップも予選敗退、天皇杯も初戦で横浜FCに足元をすくわれてしまう。まるでいいとこなしのシーズンだった。
そして迎えた05年。グアム、宮崎で行ってきたキャンプの評判はすこぶる良い。「今年こそは、少しはやってくれるかもしれない」サポーターにそんな予感を抱かせる仕上がりだそうだ。
クラブはメンバーの入れ替えを積極的に行い、外人はベッドは残留したものの、それ以外に三名獲得している。日本人もまだ名前を覚えていないけど、若い戦力を獲得している。もちろん、サンフレから移籍していった選手も何人もいるけどね。

キャンプ中の練習試合では、グアムで行った初戦のヴィッセル戦は落としたものの、宮崎では負けなし。これって、一昨年の雰囲気に似ている。今年はやってくれるのか?
キャンプを打ち上げて、岡山の桃太郎スタジアムで行われたのが、今シーズン唯一のプレ・シーズン・マッチ(PMS)、セレッソ戦。門戸からおよそ150キロ。新しい夢と予感を胸にクルマを飛ばしました。

細かい選評は他に譲るとして、全体の印象は「ボールが落ち着かない」これに尽きる。
特に、前半は全く中盤が機能していなくて、ガウボンめがけて前線へ縦パスを放り込むばかりで、カタチが作れない。なんか、全体にフィットしていない。地に足がついていない感じだ。
単調な攻撃に応じるように、守備陣も崩壊している。こちらはとうとうゲームが終わるまで修正できないままだった。ボールがあるサイドに引っ張り出されてしまい、裏ががら空き。同じパターンで何点も失点している。

瀬戸先生のダイアリーから、夢とは言わないまでも、そこそこは行けそうな印象を持っていたけれど...。これは淡い夢だったのか、幻だったのか?

ちょっと気になったのが、下田の元気の無さ。これだけ失点すれば仕方ないかもしれないけれど、どうも判断が良くないような気がした。今シーズンはもう林はいない(コンサドーレへ移籍)だけに、ちょっと気になる。
ともかく、相性が良いセッレソに対して0-5とは、いくらなんでもヒドすぎる。すっかり出鼻をくじかれてしまった。プラス志向で、前向きに受け止めたいけれど...。

北九州市長杯でも、九州共立大学に負けてしまったらしい。大丈夫かな? 心配になって来た。
開幕まであと二週間。

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