「Fightin' Sanfrecce〜 サンフレ日記/04年3月」

03月21日

怪しげな雲行きだったので、一応傘の準備。春間近とはいえ、防寒もしっかり。昼前から雨が降り出し、本降りにになった...。

悪いゲームではなかった。

後半の30分まではゲームを支配していた。何度かピンチもあったけれど、ガンバの思いっきりの悪いシュートに事なきを得ていた、ただ一度のミスを除いて。

しかし、負けた。

惜しかったのは確かだ。内容では負けていなかった。
しかし、結果は「負け」、勝点は「0」。
一昨年もそうだった、惜しい試合を続けていたが、獲れる勝点を逃し続けて、気が付けば降格ゾーンにどっぷりはまりこんでいた。大切なのは勝つことだ、勝点3を積み上げていくことだ。結果がすべて。「サンフレは内容がいい惜しい試合を続けていたので、特別に勝点をあげる」なんてことはない。

が、04サンフレ。悪くない。

チアゴは高さだけではなく、足許の巧さもも併せ持っている。そんなにドリブルが上手いとは思わないけれどね。彼は充分戦力になる。小村もよかった。マグロンには明らかに手を焼いていたけれど。
もう少し連係を高めて、フィットすればいい結果も期待できそう。
前半は井川のサイドがまるで機能していなかったし、眞中も出来が良くなかった。イハンジェも身体が重そうだった。それでも、何度もチャンスを作っていた。
後半にU-23帰りのコウジが眞中と代わって入ると、がらっとリズムが変わり両サイドを使って何度もガンバゴールに連続攻撃。しかし、クロスの精度も悪く、思い切ったシュートが打てない。チャンスは相手GKのファインセーブに阻まれる。

率直な感想を二点。
まず、中盤でタメを作れたり、キープ出来て自力で打開出来る選手が必要だ。以前いた山口や藤本のようなタイプの選手。もちろん小野監督の戦術もあるだろうけれど、あれだけ中盤をワンタッチで裁いていたらミスも出るし、リズムがずっと一緒になってる、動けなくなった終盤には攻め手がなくなってしまう。
もう一点。これは昨日「04サンフレ」を実際に見てわかった。思い切って若手を使うべきだ。小村や眞中が悪いわけではない。だけど、小村の代わりには八田や大久保を、眞中の代わりには茂木(この日の彼はアカンかったけどね)や松浦を使わなければならないのではないか。
「04サンフレ」は来年以降への飛躍のステップになる年。そのために必要なことは...。

結果を求めながら、チームの若返りも求める。難しいと思うけれど、「頼んまっせ、小野さん」

03月20日

昨日、広島でもサクラの開花宣言。広島の標準木は縮景園にあるそうだ。今年の春は一足飛びにやって来ている。J1復帰を果たし、まだ薄目を開けただけのサンフレも今日の試合で一気に「春」を迎えてほしい。

先週は準備はしていたものの、諸事情でビッグアーチには行けなかった。
だから、エスパルスとドローした開幕戦がどんな内容だったのかわからない。テレビの放映もなかったしね。でも、いろんな情報を見たり読んだりしてみると、どうやらエスパルスにはそこそこ通用したようだ「04サンフレ」は。
ボクが危惧していた、スピードと正確さは遜色がなく、逆に押し込む時間帯も多かったようだ(良かった!)。
結果は小村の1ゴールだけだったけれど、チアゴもしっかり機能していたようなので、これで一安心というところだ。
これから怖いのはケガ。層が薄いだけに、不足の事態で誰かが居なくなったら一気に戦力ダウンしそう。

さて、今日はガンバ戦。
ガンバはどうもぴりっとしないクラブで。端から見ていると「強いのか弱いのかわからん」チームだ。印象としては、終盤にばたばた失点してしまい、勝ちを逃している。
サンフレ〜ガンバのゲームはこれまで最も多く観戦しているカード(地理的理由が大きい)。正直云ってそんなに相性が悪いとも思えない。万博はホーム一辺倒という雰囲気ではない。
今年のガンバはどうか。戦力は整っている。マグロンを中心とした高さの攻撃力には迫力がある。今年はジジクレイが加入し、DFにも芯が入った様子。舐めてかかれる相手ではない。

対するサンフレは、コウジと林がクラブに復帰して来る。いきなりゲームに出ることはないだろうけれど、心強い。
メンバーはどうだろう。開幕戦ベースに、右サイドに井川が入るか。彼にとっては古巣との対戦だけに、頑張ってもらいたい。松浦だって関西の大学出身だ。

試合開始は15:30。今日はNHK-BSの中継もあるけれど、ボクは万博の南側のゴール裏、芝生席に陣取っています。
今朝の西宮はどんよりとした曇り空。天気予報では雨は降らないと言っているけど、大丈夫かな? まぁぽかぽか陽気で万博周囲の道路が大渋滞するよりはマシだけどね。

さぁ、初勝利めざして!

3月13日

さぁ、いよいよ04J1開幕。

西宮では、先週の戻り寒波の雪模様から一転して、春らしいいい天気になった(広島はどうかな?)。

昨年は、ちょっと暗い気持ちで、でもドキドキしながら迎えたJ2の開幕戦だった。それに比べると、今年はちょっとなぁ、どうも気持ちが乗らない。盛り上がってこない。これが「モチベーションの差」なのだろうか。
そんなことを思いながらも、日は過ぎていき、とうとうJ1開幕を迎えるわけだ。

開幕のメンバーはどうだろう。
五輪の最終予選でコウジと林が抜け、ケガで駒野と大木がいないけれど、いずれも折り込み済み。
先週のセレッソとの練習試合でチアゴが大望の2ゴール。これで弾みがつけばいいんだけどな。

本来は、ビッグアーチまで長駆、2年ぶりの晴舞台に行く予定で、チケットも準備していたんだけど、諸事情で行けなくなってしまった(涙!)。
今シーズンはCSのJリーグセットも申し込んでいないし、他の試合の中継を見ながら、途中経過をチェックして、サンフレの公式サイトを更新し続けるしかないね。
ちょっと淋しい開幕戦。

対戦相手は「清水エスパルス」。
サンフレがステージ優勝したときに、優勝を決定的にしたのは、草薙でのエスパルス戦だった。高木がハンド気味の胸トラップからゴールしたのは忘れられない。あの頃のエスパルスは、レオン監督以下、豊富なタレントを誇り、まさしく「強豪」だったけど、最近はどうもクラブとしての勢いは感じさせない。更に、今季はアレックス、アンジョンファンの二枚看板を放出したし、開幕戦には市川が負傷で欠場するようだ。
先週の練習試合ではアルビと分けている。
正直言って、研究不足で、エスパルスの現有戦力につてよく知らない。
でも今のエスパルスだったら、なんとか今年のサンフレでも何とかなりそうな相手のような気がする。そう言う意味では、良い相手に当たったのかな。

心配なのは、サンフレがJ1で通用するかどうかだ。スピードと精度。
メンバーは、GK下田、DFリカルド・小村・井川、MF服部・松浦(?)・サンパイオ・カズ・イハンジェ(?)、FWチアゴ・眞中 こんな感じでしょうか。
こうやって見ると、どうも選手層が薄いなぁ。まともに通用しそうなバックアッププレーヤーなんか居ないのに等しい(ような)気がする。桑原とか松下、高橋を放出したのは正解だったのかなぁ。

今日はイライラしながら結果を待つことにしよう。
※来週の万博には万難を排して行くつもりです!

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