「Road to J1! 〜 サンフレJ1昇格日記/5月」

5月31日

ありゃ、今日も引分。最階位のベルマーレ相手に0-0とはどうしたことなんだろう?
これで、二巡目に入ってから1勝1敗2分、勝点5。一巡目が順調すぎたこともあるだろうけど、この成績はいただけない。決して相手を舐めているわけではなく、どのクラブもサンフレを研究してきているのが大きいのだと思う。でも、当然それは予想できたはず。今の状態を打破できないようだと、この先も不安。
J1はしばらくお休みだけど、J2はこの先11月の最終節までほぼ休み無し。疲労が心配なだけではなく、立て直しが出来ないないのが心配。チームは闘いながら改革しなければならない。
ここ4試合だけを取り上げて「つまずき」とは言わないが、ちょっとした改革(成長?)は必要だろう。一巡目と同じだと思っていたら痛い目に逢うぞ! まぁ、小野監督もそのへんは充分ご承知だと思うけど...。

さて、もう2週も前だけど、久しぶりにビッグアーチに行きました。昨年のホーム最終戦だったレイソル戦以来。幸いに好天に恵まれて絶好の観戦日和になりました。
立ち上がりにサンパイオのちょっとした気の緩みからやすやすと先取点を許し、苦しい展開。後半に入って、気分的にも暗雲が立ちこめてきたときにPKを得て、新外国人マルセロが落ち着いて決めて同点。続いて茂木がきれいに抜け出して勝ち越し。ホッとしました。

試合展開はともかく、気になったことがある。それはサンフレのゲームを見ていていつも気になっていた。それは、審判や相手チーム・選手に対するヤジ(罵声?)。
審判に対しては、いつもサンフレに有利にジャッジしてくれる訳ではないので、何か言いたくなることがあるのもわかる。でも、主審に対しては言葉による罵声ではなく「ブーイング」でいいじゃない。ちょっとしたことで「死ね!」とか「禿げ!」なんて叫ぶのは理解に苦しむ。きっと主審の耳には届いていないと思うけど、スタンドにいる普通のサポーターや子供には間違いなく聞こえている。この罵声を耳にして嫌になったり、距離を置きたくなったり、醒めてしまう人は少なくないはずだ。少なくともボクはいつも嫌な気になるし、恥ずかしい。もう少し大人になってほしいな。下らないヤジが熱心なサポーターを確実に減らしている。
更に、相手チーム(この日はサガン)の選手紹介で、昨年サンフレに所属していた鳴尾選手の名が呼ばれたときに一部で起こったブーイング。これも淋しい話しだ。もし、これが自分の意志で移籍していった久保や主税なら理解できるけど、鳴尾にブーイングを浴びせる必要がどこにある? 彼に対しては拍手を送るぐらいの寛容さがどうしてないのだろう?
古い話しで恐縮だけど、ジェフに移籍していったハシェックは試合後に必ずサンフレのサポーター席の前まで来て挨拶してくれていた。そしてサンフサポは暖かい声援を送っていたのに...。

ボクは毎試合応援に行けるわけでもなく、今年も今後何試合応援に行けるかはわからない。そんな人間が偉そうに言うなというご意見もあるでしょうが、ボクと同じ感想をお持ちの方は決して少なくないと思う。

さぁ、明日からは6月。サンフレは広島に居残って、アビスパ戦。気分を入れ替えてガンバレ!

5月15日

昨日は水曜のナイトゲーム。
残念なことに、アゥエーのフロンターレ戦に破れてしまった。今期初めての敗戦。連勝は10でストップ。
続いていることはいつかは止まる。それは仕方がない。大事なのは次の試合だ。昨夜のことはよく反省して、気持ちを切り換えて臨んでもらいたい。
サポーターだってくよくよはしていない(やっぱり、悔しいけど)。まだまだ道のりは長い。一試合一試合大事に戦って欲しい!

5月11日

早いもので、昨日のJ2第11節で一巡目が終了。
我がサンフレはご存知のように、10勝0敗1分の勝点31で堂々の首位。今の時点でアタマひとつ抜け出していると言っていいでしょう。
ボクの戦前の予想では、このような結果を予想しなかったわけではないが、本当は何試合かは落としてもう少し苦しむのではないかと思っていた。それがこんな嬉しい誤算で、ひとまずは「良し」としなければ。

今のところ沢田と駒野以外には故障者もおらず、チーム内にも競争原理が働いてイイ感じ。勝っている時は何でも上手くいくものだ。
いつの間にか下田のバックアップだった林がオリンピック代表でレギュラーを争うまでに成長(下田も前川や河野の控えだったもんなぁ)。DFでは八田が試合に出るようになり、リカルドの加入で層が厚くなった。服部も今シーズンは元気一杯だし、ケンちゃんもケガをしていない。中盤では昨年末の天皇杯でレギュラーを確保していた李もなかなか出番がないほど。サンパイオの加入が効いている。もちろん森崎兄弟の活躍からも目が離せない。FWでは大木の復活(?)が嬉しいし、高橋もよくぞここまで腐らずに頑張ったね。茂木もいいし、新加入のマルセロもいきなりフィットしししているか凄い。

一旦歯車が狂い出すとどこまでも「弱気」になってしまうサンフレだが、今の小野監督の采配を見ていると歯車が狂うことなど考えられない(ように思う)。もしそんな時には沢田やケンちゃんの精神力と頑張りに期待したい。
再三言っているけど、一番怖いのは「慢心」だ。そんなことは無いとは思うけど、心を引き締めてこれからの暑い季節を乗り切ってもらいたい。頼むぞ!

さて、昨夜は珍しくNHK-BSの「熱闘!Jリーグ」を拝見した。
前節でハットトリックを決めた前サンフレの久保がこの日も素晴らしい動きで先制ゴールを決め、二点目をアシスト。ようやく調子が出てきたようだ。久保は爆発すると手のつけようがないからなぁ。頑張ってもらいたい。しかし、久保にはマリノスのユニフォームはまだ似合っていないぞ!
藤本もグランパスでゲームに出ているようだ。ガンバレよ。
ボクはサンフレを去った選手にも優しいのだ。
で、番組の最後にJ2コーナーもあり、今シーズンのサンフレの「動く姿」を初めて目にした(これからサンフレのゲームがある日にこの番組がある晩には見なくては!)。
なんかユニフォームが替わって別のチームみたいだ。特に胸のDeodeoのロゴも代わり、背中からは慣れ親しんだJUKENが無くなっているのは、知っていたものの寂しい。

今週は水曜にアゥエーでフロンターレ(引き分けが多いけど、チーム力は決して劣っていない、むしろリーグ屈指の失点の少なさを警戒すべきだ)。そして土曜にはビッグアーチでサガン戦。この両チームには一巡目で苦しめられている。気を引き締めて望んで貰いたい。
5/17は、よっぽどのことが起こらない限り、雨でも雪でもビッグアーチに駆けつける予定。

5月5日・こどもの日

今日は月曜日だけど「こどもの日」でお休み。そして、へんてこな日程だった今年のゴールデンウィークも最終日。明日からはお仕事。
こうして「サンフレ応援日記」を書いていると、ほんとに月日が過ぎるのは早い。あっと言う間に5月に突入している。4月はたった2回しかこの日記が更新できなかった(反省)。
我がサンフレは好調を持続して、今日も得点経過上は「やや苦戦」のようだったけど、アビスパに2-0で勝った。これで9連勝。10試合を戦って負けナシなのは一応評価できる(こんなに勝てるのなら、戦う相手は違うとはいえ、どうして去年もう少し頑張っておかなかったのか!)。

日記の更新をサボっている間に何点かチーム事情が変わっている。
まず、エルツェグの退団。今年はやってくれると思ったんだけど、どうも小野 サンフレの戦術にはフィットしなかったみたい。残念だなぁ。どこへ移籍するのかわからないけれど、新天地で頑張ってもらいたい。生真面目そうな性格だったのになぁ...。彼の前のスカチェンコといい、サンフレに外国人FWは難しいのかなぁ。
彼に代わって新加入するのはブラジルのクルゼイロからマルセロというFWがやって来るそうだ。これで外国人は3人ともブラジル人になる。
二つ目は、駒野が左足かかとを疲労骨折。ボク自身がかかとを痛めたことがないので、どんな症状なのか全く想像できないけど、まだまだ先がある選手だけに、完治させてから戻ってきて欲しい。幸い、今のサンフレは駒野だけではない、彼の故障をチャンスとして捉えるメンバーもいる。そんな選手には頑張ってもらいたい。
最後に、SARSの影響でアテネ五輪の最終予選が延期になった。これで、カズや林などの代表選手がサンフレを離れる帰還が大きく減った。ありがたい!

さて、10試合を経過してあとは次週のアルディージャを残して一回り目が終わった。最初のフロンターレ戦こそ、まごついたて分けてしまったが、後は落ち着いて「格の違い」を見せている。
しかし、まだ1/4が終わったばかり、今後どのクラブもサンフレ戦に照準を合わせた戦いを挑んでくる。それを跳ね返してこそ真の実力と呼べるだろう。二順目も各クラブを一蹴して「サンフレにはかなわんな」と思わせ、J1への昇格争いは「2位狙い」と考えさせるように頑張って貰いたい。
まだ、一試合たりとも現場観戦していないので、何とも言えないけど「ほんまに今年は一味違うのかな?」
今のところ、5/17のサガン戦を一応観戦予定にしています。

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