「シャンハイ・ナイト」

10/Jan./2004

  

またシネフェスタで観ましたのが「シャンハイ・ナイト」。今年アメリカで大ヒットしたジャッキー・チェン作品、早くも日本での公開。ご存知の通り、前作「シャンハイ・ヌーン」の続編。

前作はアメリカ西部を舞台にした作品だけに、ジャッキーお馴染みの狭いところでコマゴマと戦うというアクションが少なかったように思えた。また同じく主演であるオーウェン・ウィルソンは当たり前ながらトークばっかりで、アクションをこなさなかったところで今一つの感があった。はたして今作はどうかな?

今度の舞台はイギリス。前作のヒロイン、ルーシー・リューが出てこないのは残念だけど、新しいヒロインにはジャッキーの妹役でファン・ウォンというこれまた中国美人が登場。
結論からいうと今作はなかなかイイ。近年のジャッキー映画では一番のデキではなかろうか。

時代設定はなんかムチャクチャだけど、お馴染みのジャッキー・アクションがところどころに繰り広げられる。敵役で登場するドニー・イェンとの一騎打ちや、イギリスの俳優エイダン・ギレンとの最後の対決も観どころですね。
観え損のない楽しめる作品、やはりジャッキー映画はこうでなくてはね。エンディングはお馴染みのNGシーンですね(なんか嘘くさいのもあるけど)。

今回もオーウェンはアクションがあまりなかったね。彼はハッキリとアクションはしないと拒否しているのだろうか。ジャッキーもやっぱりハリウッド俳優には強く言えないのかなぁ。

ちなみにまた続編が造られるようで、今度は「シャンハイ・ドーン」というエジプトを舞台にしたお話になるみたい。これもまた楽しみです。

次回は今年最後、「風林高」をご報告します。