最強☆彼女

どうしたクアックジェヨン!



  

ようわからんお話し。まぁ、別にいいんやけど...。
キャンパスを舞台に、シンミナが大暴れしてくれる。
本当に「怪力部」というのが存在するのかどうか知らないけど(まぁ、イムチャンジョン属する“超力研究会”っちゅうのもあるくらいやしね)、そこで活躍して舞台発表をするものの、全くの不評(まぁ、当然かな)。オマケに道行く学生から「あれは人間やないで」という言葉が吐き捨てられるのを耳にしてしまう...(ボクもそう思います)。それでも、彼女は“選ばれた人”であるのだから、仕方ない。
相手役はオンジュワン。こちらも“選ばれた人”なんだけど、なんとも情けない役柄。

結局、「猟奇的な彼女」の彼女が、ひまつぶし(?)に書いた脚本をそのまま映画に撮ってみました、そんなお話しやなぁと思っていたら、それもそのはず、クアックジェヨン監督の作品でした。しかし、この人、この路線でこのまま突き進むんだろうか? 「クラシック/ラブストーリー」はいいと思ったけど、それ以外はどうもさっぱりやもんなぁ...。

伝統(伝説?)の武道家に生まれ、疑うことなくその道で精進していたソフィ(シンミナ)だけど、ある日ふと気が付く(遅いよアンタ!)。普通の女の子になりたいと...。が、その武道家の伝統が危機に襲われる。外部から攻撃に晒され、父の世代が次々に打ち負かされてしまう。伝統の危機に、武道家たちの期待の視線はソフィに注がれる。
幼いときから武道家つながりで一緒に育ったイリョン(オンジュワン)が「単車を買ってやる」という父親の餌に喰いついて、ソフィの元にやってくる。果たして、ソフィは普通の女の子になれるのか、そして武道家の伝統は守られるのか?

ご覧になる価値があるかどうかは、ちょっと微妙かな。お時間がある方はDVDが出ているようなので、そちらでお楽しみください。

おしまい。