「フレディvsジェイソン」

08/Jan./2004

  

今回は梅田ピカデリーで観ました「フレディvsジェイソン」(2003年アメリカ)。
そのタイトル通り、あのスプラッターホラーの金字塔フレディとジェイソンが対決するとう荒唐無稽なお話し。日本で分かりやすく言うと「リング」VS「呪怨」? それとも「ゴジラVSガメラ」? 「ウルトラマンVS仮面ライダー」? ハリウッド映画もやはりネタが無くなってきたのだろうか。近頃は続編や、リメイクものが多いしね。「エイリアンVSプレデター」や「バットマンVSスーパーマン」なんて映画もできるらしいからネ。

個人的にはフレディ映画は今まで観たことがない。ジェイソンは昨年を観て、これがナカナカ楽しめたので僕はジェイソンを応援するかな、なんて思ったりしながら劇場へ参りました。

どうやってこの化物二人が出会うんだ? まぁとりあえず観ていたら、まず舞台はかつてフレディが人々を恐怖に陥れていた街。
フレディはどうやら人々の“恐怖”がパワーの源らしい。今やすっかり人々の記憶から消されていたフレディは力を無くしていた。そこで彼はもう一度人々に恐怖を起こさせる為、ジェイソンの夢に現れ彼を復活させて街へと導く。

どうもこの辺りが根拠の無ささなよくわからないお話だけど、兎に角ジェイソンが街へ現れて殺戮を始める。人々の恐怖によってフレディがいよいよ復活。
「さぁこれから俺がもっと人々を恐怖に陥れるぞ」だったが、自分の獲物であるハズの人間達がジェイソンによって次々と殺されるので困ってしまう。暴走するジェイソンを止めるためフレディが立ちはだかるのだ。

ちなみにフレディは夢の中にしか現れない。ジェイソンが夢を見ているのもどんなもんだけど、さすがに夢の中で登場するフレディは圧倒的。不死身のジェイソンといえども成す術なくコテンパンにやられる(でも不死身だけどね)。
ところがフレディが現実世界に引きずり込まれてからイーブンになる(どうすればフレディを現実世界に引き出すのかはどうも「エルム街の悪夢」がポイ ントのようで、この作品を観ていないので自分で解釈する...)。

どっちつかずの一進一退の戦いが何時まで経っても終わらない。でも、これがなかなか面白んだなまた。最後のオチまでお馴染みのようで、また続編撮られたらどうするんだろうなぁいったい! さらにまた新たなキャラが登場するのでしょうか?
ま、フレディ&ジェイソンを観て来た人には充分楽しめる作品ですね。
観てない人には何のことだか、サッパリかな?

次回は「10億分の1の男」をご報告します。