#033・春の台

ひときわ派手な古典椿

(2004/Apr./02撮影)

ちょっと目を離しているスキに、狭い拙宅の庭にもどんどん椿が花を咲かせている。もう目移りするばかりだし、どんどん咲くから、「愛でる」というよりも「流す」って感じ。あかんなぁ。
なかでも、ひときわ目を引く一輪を撮影しましたので、紹介します。

写真で見ているときは、ただ派手なだけで決して好きではなかった。けれども数年前に小さな苗を廉価で買い求め、昨春初めて花を付けてくれた。
写真で見るのと、実物の花を目にするのとでは、全く違う。
ほんとにかわいい花。
この春の台が江戸時代から続く古典椿なのには驚かされる。

ボクの印象では決して強健でもなく、花も多く付けない。昨年も今年も一輪だけ。
大事に育てて、地植えにしてみたい一種です。
(文:04/04/02、写真:04/04/02)

 

白地 顕著な紅散らし絞り 八重 中輪