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秋も深まり、もはや冬もそこまで来ている。
ぼつぼつと早咲きの花が開いてきている。ツバキは花が美しいのはもちろんだが、花が開く前の脹らんだツボミの美しさも見逃せない。
毎朝、出勤前にぐるっと鉢を見てまわる。ツボミが柔らかくなりふっくら脹らみ色が付いてきたのをみつけると、幸せな気分になる。
この「絞り初嵐」もそんなある朝にみつけた。心のなかではそろそろかなぁ、と思っていた。気温が上がらない日が続いたので、なかなか花は開いてくれなかった。咲くまでは清楚で可憐。しかし、一度花開くと豪華絢爛。早く咲く花にしては派手な一種ですね。うすら淋しい庭を飾ってくれます。
花弁の先が少し尖っている印象を受け、桔梗咲きのように見えますね。だから、初嵐の変種なのがよくわかりますね。
三原のホームセンターでもう随分前に買いました。その時は弱っていたのに、今では元気に毎年花を咲かせてくれます、強健種ですね。
写真は開花後4日目に撮影しました。（文・写真：03/11/24）
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