ドッグ・バイト・ドッグ |
砂を噛むような話し |
とても言葉では言い表せない。どんな言葉でもこのお話しを表現することは難しい。 主演はエディソンチャンとサムリー。サムリーは久々に主演でしかも狂気溢れるちょっととらえどころがない役どころ。一方のエディソンチャンは「この人、こんな芝居も出来るのか」と驚愕してしまう。
この映画をどういうふうに紹介したらいいのか、うんうん唸りながら数ヶ月が経過(もちろん、それだけが原因ではないけど)。
香港。マンションの一室にある高級レストラン。ここで冷血漢の殺人鬼が仕事をする。拳銃をぶっ放してターゲットを射殺する。現場にやって来た刑事たちは姿を消した犯人の姿を見かけ、下町の食堂の一角に追い詰めるのだが...。そこで繰り広げられる凄惨な捕り物の末、刑事のリン(ラムシュー)を躊躇することなく殺してしまう(まだ、始まったばっかりなのにラムシューは死んでしまうのね...)。 伏線が絡まりあい迎えるエンディングとは...。
誰にでもオススメできるお話しではありませんが、香港ものが好きだと思われている方にとっては観逃せない作品なのかもしれません。 おしまい |