「インソムニア」 |
次回作に期待だ |
すっかり空気が入れ替わって、とうとう「夏」ともお別れだ。ほっとするなぁ。まだ、日中は汗ばむけどね。 期待はずれやった。 「フォロウィング」「メメント」と続いて今回の「インソムニア」には嫌がおうにも期待が高まっていた。今までの二作品と違い、アル・パチーノという大スターを起用し、予算も時間も潤沢だったはずだ。どんな傑作かとごっつい楽しみにしていたんやけどなぁ。
確かにそこそこのひねりは効いている。序盤から一気にたぐり寄せられるような迫力がある演出もさすがだ。
注文を付けたいのは以下の三点だ。
ノーランの映画は前二作もきっちりとオチが付いていたわけでもないので、映画の最後で何個も「?」が点滅しても構わないと思う。でも、アル・パチーノを使ったことで、白黒をハッキリ付けることを余儀なくされたような気がして仕方ない。 彼(クリストファー・ノーラン)の次回作に期待したいのは、原案・脚本も彼自身の作品を撮って貰いたいということだ。
かの「ゴッドファーザー PART2」から何年たったのか? アル・パチーノもほんとに年を喰ってしまったなぁ...。 おしまい。
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