「幼なじみ」 |
幸せはみんなの力で |
舞台は英国のニューカッスルからフランスのマルセイユへ。
16歳の少女(クリム)と18歳の黒人の青年(ベベ)は子供の頃からの幼なじみだ。二人は、遊ぶのもイタズラするのもいつも一緒だった。そして二人は成長し、いつしか愛し合うようになる。 お話はそれだけなんだけど、主人公のクリムがなかなかええんやなぁ。今のクリム演じる女優さんもいいけど、幼いクリム役の女の子もかわいくて良いです。
名声も財産も、もちろんお金もないんだけど、この若いカップルを見守るクリムの家族と青年の父親の「愛」にホロリとさせられます(ベベの母親と姉はちょっと変わっているんだけど)。
「幸せになる」っていうのは自分の力だけで勝ち取るものだと思っていたけど、幸せは自分の力だけでどうこうなるモノではなく、家族や周囲からの暖かい心に支えられてはじめて幸せになれるものなんだなぁ、っと知らされました。 おしまい。 |