「君を見つけた25時」

どのバスに乗るの?


  

東京に行って来ました。
この春から、東京へ行くことが多くなって、今年に入ってから4回目。これからも月に一度は東上することになりそうです。
今回は、ソウル風邪(?)をこじらせて、つらい。咳が止まらない上に、ハナミズとくしゃみが加わって、最悪。咳をしすぎて、腹筋が痛くなったのは初体験です。腹筋が痛いから咳をしたくないんだけど、発作のように、咳が出る。困ったモンだ。

で、東京での仕事が終わってからレイトショーで観てきたのが、大森の駅前にある「キネカ大森」で上映されていた「君を見つけた25時」という香港の映画。風邪でシンドイからやめとこかなぁ、なんて思っていたけど、しっかり観てきました。上映中も咳が止まらなくて、他のお客さんにはずいぶんご迷惑をお掛けしました。ごめんなさい。
思っていた以上に小さい劇場で、60名も入れば満員になるミニシアターで、この日が上映最終日だからか、20名ほどの入り。

「恋愛というのは『バスのようなもの』」
バス停でバスを待っている。すると来たバスはボロそうだから一本見送る。次に来たバスは満員だから乗るのをやめる、その次は冷房が無いバスだから乗らない。そんなことをしているうちに、暗くなってきて、行き先も確かめずに来たバスに乗ってしまう。
目的地が違うから、途中で降りる人もいるけど、もうお金を払ったから最後まで乗っていく人もいる。
そんなものかなぁ、とも思ったけど、なんか解るような気もするたとえ話でした。

ちょっと気が利いてるけど、コメディタッチの恋愛映画。
主演はトニー・レオンと日本でもおなじみのヴィヴィアン・スー。
必見の名作ではありませんが、息抜きにはもってこいの小品、って感じですかね。
今回はリバイバルの上映、大阪でこの映画がいつ上映されるのかは分かりません。

おしまい。