「羊たちの沈黙」

だんだん綺麗になっていくクラリス


  

「春はセンバツから」と言いますが、今朝の開幕式は生憎の雨模様。少しかわいそうだね。昨日までいい天気だったのに。

去年の秋だったかな、書店に行くと「ハンニバル」という本が文庫版で出ていて、しかもドド〜ン!!と山積みになっている(最初は、インドのゾウ使いの物語かなと思った)。ふんどしを見ると「羊たちの沈黙」という本の続編らしい。さすがに、書店では「ハンニバル」の横に「羊たちの沈黙」もドーンと積んである。「じゃぁ、これから読んでみるか」と購入しました。「おもろいやないか!」。解説を読むと「レッドドラゴン」という「羊たち...」の前に書かれた本もあるらしい、「じゃあ、これを読んでみるか」とレッドドラゴンを購入。そして、ようやく「ハンニバル」の順番が回ってきた。これもあっと言う間に読了。レクターって一体...。その後、この順で本を読んだのはワタナベさんと一緒だと知って少し、ショック、同じ行動パターンをとったなんて!

で、今回「ハンニバル」が公開されるのにあたり、リバイバル公開されたのが映画の「羊たちの沈黙」。主演はレクター博士にアンソニー・ホプキンス、クラリスにジョディ・フォスター。
あれっ?ジョディ・フォスターってこんな顔してたっけ?というのが第一印象。でも、そんな印象は全く関係ナシに物語は進んでいく。見せ方は小説に忠実や。上手いなぁ。ボクが思っていたレクター博士は、もう少し年寄りやったけどね。
話が進むに連れて、どんどんクラリスが綺麗に、美しくなっていく。この人、輝いている。でも、どうしてこんな研修生に大事な仕事を任せたのかな?

4/8から梅新の東映パラスで「ハンニバル」が公開されます。それまで、隣の東映会館で「マンガ祭り」が終わったあと、18:40と20:50からの2階のみ上映されています。
ボクの意見を言わせて貰えば、映画を観る前に小説を読んだ方がいいです。でも、映画を観て失望することはありませんので、ご心配なく。

「ハンニバル」ではクラリス役にジョディ・フォスターではなく「ことの終わり」の骨太の女優さんが演じるらしい、ちょっとショックやなぁ。

おしまい。