「怪獣大決戦ヤンガリー」

やられた! カネ返せ〜!


  

新梅田シティにはツインタワーの中庭に巨大なクリスマスツリーが出現しています。陽がとっぷり暮れて、北風びゅーびゅー吹いているのに、そんなの関係ない若いアツアツ・カップルたちで一杯。有料だけど、ツリーを前にして記念撮影(しかも、サンタさんのコスチュームを貸してもらえる!)もやっています。いいなぁ...。

やられた! カネ返せ〜!

韓国映画なのに、ハングルの台詞は一切ないし、出てくる俳優たちはイモばっかり。造りはちゃちっちいし、物語りもムチャクチャ。
あんまり期待していなかったけど、その淡い期待でさえ裏切られるようなとんでもない作品でした。こんな映画を上映したシネ・リーブルに拍手ですね。

長い長い眠りに就いていた大怪獣ヤンガリーが富と名声だけにしか目がない博士の手によって発掘される。実はヤンガリーは地球の外からエイリアン達に操縦されて地球をムチャクチャにしてしまう悪の手先だったのだ!

なんて、ストーリーそのものはほんとに子供向けの怪獣映画そのものなのです。だから、子供には受けたかもしれないね。ホントはもう少し編集し直して子供向けの映画祭りなんかで上映するといいのにね。

こんな映画なのに10名ほどの物好きなお客さんが入ってました。
ボクは上映前に飲んだビールがだんだん回ってきて、途中で何度も何度も眠ってしまう寸前でした。今週の金曜までシネ・リーブル梅田で上映中です。

おしまい。